日本の船舶設計会社であるサンケイ設計は、8年前にZWCADを本格に導入し、そのシームレスな互換性、低コスト、使いやすさに満足し続けています。
サンケイ設計は1978年に設立され、配管と電気設計に特化している日本船舶設計会社です。バラスト水管理システム(BWMS)やSOxスクラバーなど、海洋産業の環境負荷低減に重要な役割を果たす業界トップクラスのソリューションを提供しています。
会社が設立されて以来、最新鋭の設備と30名の精鋭設計者、業界の専門家により、あらゆる角度から船舶設計の高度化を推進しています。
船舶の設計は、さまざまな先端CADソフトの使用や、異なるチーム間のコラボレーションが必要で、最も複雑な分野の一つです。サンケイ設計は、高性能でシームレスな互換性を持ち、コストパフォーマンスがある2次元CADソリューションを探していました。8年前、彼らは地元のZWCADリセラーであるJMUシステムズを通じてZWCADを知り、AutoCADに似ていて同じくらいパワフルであることに驚きました。そして、すぐにZWCADを購入し、その後8年間、ライセンスを追加してゆきました。
シームレスな互換性
サンケイ設計は、異なる目的に応じてさまざまな設計ソフトウェアを使用しています。AutoCADやIJ CADなど、ZWCAD以外の2次元CADとCADMATICやPlant 3Dなどの3次元CADを使用しています。異なるソフトウェアのアプリケーションには、レベル高いフォーマット互換性が必要です。サンケイ設計の山本計夫社長は、「ZWCADはDWGやDXFなど主流のフォーマットをすべてサポートしているので、AutoCADを中心とした他のソフトウェアとの互換性が高いです。遅延やクラッシュがないため、データ交換が容易で、データ損失も低減されます」と述べました。
コストは低減したが、性能は変わらない
ZWCADは、親しみやすいインターフェース、使いやすいコマンド、カスタマイズ可能な機能を備えています。これらにより、ZWCADを数時間でマスターすることができ、ユーザーはこれまでと同じように作業を進めることができます。山本社長はさらに、「長年AutoCADを使用していました。ZWCADを初めて紹介した時、AutoCADに非常に似ていることに驚きました。トレーニングなしですぐに適応し、プロジェクトを滞りなく遂行することができました」と述べました。
ZWCADは、月次または年次のサブスクリプションではなく、永久ライセンスで提供されます。市場における他のCADソフトウェアの価格と比べると、毎年40%のコストを削減できます。また、ネットワークライセンスとスタンドアロンライセンスを用意し、多様なニーズに対応できます。山本社長は「船舶設計会社である当社は、さまざまなCADソフトや解析ツールを購入する必要があり、その多くは非常に高価なものです。私たちにとって、ZWCADの価格は非常に手頃です。コストの削減ができ、価格は手頃で助かりました」と述べています。
今日、持続可能な海運は、海運業界の優先事項となっています。ZWCADの活用により、サンケイ設計は競争力を維持しつつ、BWMSやSOxスクラバーの普及に貢献し、海の生物と人類のために、よりクリーンでグリーンな環境を創造することができます。