感染拡大以来、公共施設などで検温用の赤外線体温計がよく見られます。体温の確認は感染拡大を防ぐ上で重要な手段です。こんな重要な役割を果たした赤外線体温計は、ZW3Dで設計出来ます!では、その設計方法を見てみましょう。
ステップ1:温度計の大まかな輪郭をYZ平面で描きます。このステップでは、実際の製品の写真を参照用にZW3Dにインポートすることもできます。
ステップ2:温度計のヘッドのプロファイルを作成します。ここで、各プロファイルは、交点が接続され、輪郭によって作成されたブレンド曲線です。プロファイルをどう作成しますか?まず、「参照」コマンドで、始点と終点を作成します。詳細は下図に示すように参照点を作成します。次に、プロファイルに接する2つの補助線を作成します。最後、参照点を接続し、構築線に接するブレンド曲線を作成します。
連続性の基準となる上部及び下部の輪郭を押し出します。次に、「メッシュサーフェス」コマンドでヘッドのサーフェスを作成します。そして、ヘッドサーフェスと押し出しサーフェスの間にG1(接線)連続性を設定することを忘れないでください。
ステップ4:ハンドルのプロファイルを描いたら、上記のステップのようにハンドルのサーフェスを作成します。
ステップ5:ヘッドのサーフェスにハンドルの輪郭と交差する曲線を作成します。次に、ヘッドのサーフェスを曲線でカットします。
ステップ6:ヘッドとハンドルの間に接続サーフェスを作成します。 接続サーフェスは、隣接するすべてのサーフェス間に接線連続する必要があります。
ステップ7:見た目はよくなるように、エンドキャップとフィレットを追加します。次に、表面を厚くしてソリッドにします。これで、体温計の半分の部品を完成しました。
ステップ8:ミラーリングコマンドで、半分の部品をミラーリングし、体温計のボディを完成します。
ステップ9:ロゴ、パネル、ボタンとトリガー用の穴、LCD画面など、体温計にいくつかのフィーチャーを追加します。
ステップ10:「分割」コマンドで、体温計のシェープを分割し、バッテリービンのカバーと赤外線センサーを作成します。
ステップ11:トリガーとボタンを作成します。これで、体温計の設計が完成しました。
ZW3Dで赤外線体温計の設計方法は分かりましたか?パワフルなスケッチツールとモデリングツールを備えば簡単な仕事になります! 自分で設計してみてはどうですか? ZW3Dをダウンロードして、始めましょう!最後に、一日も早い終息と、皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。