2023年6月14日(木)から16日(金)にかけて、ZWorld Asia 2023アジアパートナー会が東京で開催されました。ZWorld Asia 2023では、アジア各国からZWSOFTチームとパートナー企業が一堂に会して、CAxソリューションの最新の動向や事業に関する情報交換が行われました。
ZWorldは、ZWSOFTの毎年恒例イベントで、ZWSOFTとパートナー企業、主要顧客、アプリケーション開発者との交流の架け橋となっています。アラブ首長国連邦(UAE)の首都ドバイでのキックオフイベントに続き、ZWorld Asiaは2023年6月14日に日本で開幕しました。
ヒルトン東京お台場で開催されたZWorld Asia 2023アジアパートナー会には、日本や韓国を含むアジアの10カ国・地域から50社を超えるパートナー企業が出席しました。
「オールインワンCAxでエンジニアリングの世界をパワーアップ」をテーマに、ZWSOFTチームは事業と製品開発の実績と戦略を発表し、参加してくださったパートナー企業と意見交換を行いました。
振り返りと展望: CAx製品の躍進と今後の計画
ZWorld Asia 2023アジアパートナー会では、ZWSOFTチームがZWCAD、ZW3D、ZWBIMの最新の進捗と将来の研究開発計画を紹介しました。
ZWCADのプロダクトマネージャー、Kyle HEは次のように述べています。「ZWCAD 2024は、パフォーマンスの大幅な向上と、フレキシブロックや点群などの重要機能の導入により、ZWCADの開発史における重要なマイルストーンとなっています。」
さらに、「当社は、大型画像表示、インクリメンタル保存、ハードウェア高速化、マルチスレッド演算などの主要技術の開発に成功しました。その結果、ZWCAD 2024は、開く、拡大縮小、選択、作図などの一般的な操作において、競合製品を上回っています。」
ZWCADの今後の計画について、HE氏は次のようにまとめました。「将来的には、ZWCADのユーザー体験を向上させ、3D造形機能を強化し、お客様により良いサービスを提供できるよう、様々な業界に深く入り込んでいきます。」
技術サポート部責任者のTerry DENGは、ZW3D 2024の安定性、機能性、信頼性の向上について次にように説明しました。
「長年の反復と実環境でのテストにより、ZW3D 2024の安定性、機能性、信頼性は大幅に改善されました。設計、シミュレーション、製造の統合という我々の目標を真に達成することができました。」
さらに、産業機器、消費財、プラスチック金型、自動車部品などの主要産業に焦点を当て、それぞれのニーズをよりよく満たすための計画を説明しました。
ZWBIMのプロダクトマネージャーYin ZHANGは、「ZWSOFTの先進的な3DグラフィックスプラットフォームをベースとしたソリューションZWBIMは、現在開発の最終段階にあり、間もなく検証段階に入ります。ZWBIMは、さまざまな分野にわたる設計、共同作業、プロジェクト管理を統合する、土木建築のための全面的なBIMソリューションになることを目指しています。」とZWBIMの最新情報と計画を明らかにしました。
世界中のパートナーと手を携え
ZWSOFTは2004年にグローバル市場に参入して以来、800以上のチャネルパートナーと緊密な協力関係を築いてきました。そして、共に90カ国以上の140万人以上のユーザーに製品とサービスを提供してきました。
新型コロナウイルスのパンデミックや経済の不確実性などの課題にもかかわらず、ZWSOFTのパートナーは驚異的な収益成長を達成し、顕著な回復力を示しました。アジア市場だけでも、この1年間で35%以上の収益成長を達成しました。
ZWSOFTグローバル事業部長Owen OUは、ZWSOFTのアジアのパートナー企業の努力に感謝の意を表しました。
「当社のグローバルパートナーは、ZWSOFTと世界との架け橋として重要な役割を果たしており、当社のネットワークを拡大し、CAxソリューションをグローバルに推進することを可能にしてくれていることに心から感謝しています。」
イベント期間中、ZWCADとアジアのパートナー企業は、ブランド認知度の強化、競合他社に対する優位性の構築、現地顧客向けサービスの向上について議論を交わしました。ZWSOFTの韓国パートナーZWCAD KOREA社は、製造業と建設業の顧客開拓で成功した経験を共有しました。
揺るぎなく世界進出の道へ
ZWSOFTの社長Truman DUは、デジタル変革への産業企業の参加が増えていることと、デジタル製造、デジタル建設、デジタル都市がZWSOFTとパートナー企業にとって大きなチャンスだと強調しました。