イタリアでは、道路工事、都市化・地域計画、校舎の改修など、さまざまなインフラ整備が州によって行われています。
リミニ州の領土・技術インフラサービス、特にバイアビリティオフィスは、道路交通に関する問題解決のための地形調査、橋などの施設の維持管理、地滑りの復旧などを担当しています。また、杭打ち、地盤補強、歩道、自転車道、市街地ラウンドアバウトなどの一次都市化システムの建設・設計も行っています。
ZWCAD-柔軟性、互換性、実用性を備えたアイキャッチャー
リミニ県の技術・行政担当者が研修会やセミナーに参加した際、Wetech System(イタリアのZWSOFTパートナー)が行った技術デモンストレーションで、リファレンスCADプラットフォームであるZWCADに魅了されました。使い慣れたコマンドやインターフェース、一般的なCADファイルとの完全な互換性といった技術的な利点を確認し、関係者は試用することにしました。
ZWCADは、作業の妨げになるような不要な要素がなく、柔軟で使いやすいツールであることが証明されたのです。また、初心者のスタッフも経験豊富なCAD技術者も最小限のトレーニングで済み、すぐにコツをつかむことができました。ZWCADが行政の予算の中でコスト削減につながることもあり、喜んで購入・切り替えをしました。
ZWCADは土木プロジェクトに強力な技術的基盤を提供
地方の役所では、道路やインフラ、校舎などの図面作成にZWCADが使われています。図面には通常、あらかじめコードが設定された膨大な数のレイヤーが含まれますが、エンジニアはその強力な2Dおよび3D機能によって、効率的に処理することができます。
エンジニアによると、CAD図面は土木プロジェクトを開発するための技術的な基礎となるものだということです。ZWCADで寸法などの仕様を決め、メートルの計算を行い、行政に図面を送って承認を受け、実行する会社にプロジェクトを委託するために必要な書類を作成することができます。
「ZWCADの特長は、他のソフトウェアで作成したすべてのCAD図面との互換性が高いことと、PDFファイルへの描画とそのスナップポイントを認識する機能です。ZWCADのおかげで、土木図面をより早く提供できるようになりました」と評価されました。
ZWCADは50以上のプロジェクトに協力し、居住性を向上させた
道路や関連インフラの設計から校舎の維持・改修まで、リミニ県は近年、ZWCADで50を超えるプロジェクトを実施しています。ZWCADは、リミニ県のメインCADツールとして、これからも自治体や技術者の方々の住みやすさの向上に力を貢献し続けています。
(画像提供:リミニ県)